DotNetNuke 6.0 がリリースされたのでインストール方法について紹介します。
今後は DotNetNuke 6.0 の機能の紹介やモジュールの開発についても書きたいと思います。
DotNetNuke とは?
ASP.NET をベースとしたオープンソースのCMS(コンテンツ管理システム)です。
ASP.NET なので Windows サーバで動作します。
(Windows クライアントOSでも動作します。)
DotNetNukeの公式ページ[英語]
日本 DotNetNuke ユーザー会
環境
OS は Windows Web Server 2008 R2 で、
Microsoft Web Platform Installer を使ってインストールしてみました。
また、2011/07/28(木)現在、日本語リソースがリリースされていないので
今回は英語版をインストールします。
* 今後、日本 DotNetNuke ユーザー会から DNN 6.x の日本語リソースがリリースされることに期待! :)
準備: Web PI (Microsoft Web Platform Installer) のインストール
Web PI 3.0 のインストールする。
下記のURLからインストーラをダウンロードして、実行。
Microsoft Web Platform Installer 3.0
準備: SQL Server Express 2008 のインストール
「SQL Server Express 2008 R2」「SQL Server 2008 R2 Management Studio Express」のインストールする。
Web PI を起動して、「SQL Server Express 2008 R2」「SQL Server 2008 R2 Management Studio Express」をインストール。
ファイルのダウンロードとIISの設定
Web PI を使ってアプリケーションをダウンロードしてインストールする。
Web PI を起動して、アプリケーションの中から「DotNetNuke Community Edition」をダブルクリックして詳細を表示。
「インストール」ボタンをクリック。
ダウンロード開始。
Webサイトを指定して(IISのWebサイト一覧から選択)
アプリケーション名を入力。
ここまででDNNのファイルのダウンロードとIISの設定までが自動で完了。
データベースの作成
DotNetNuke のデータを保存する DB を作成する。
[スタートメニュー] -> すべてのプログラム -> SQL Server Express 2008 R2 -> SQL Server Management Studio
新しいデータベースの作成
データベース(右クリック) -> 新しいデータベース
データベース名: dotnetnuke
新しいユーザの追加
セキュリティ -> ログイン(右クリック) -> 新しいログイン
ログイン名: dnn
「SQL Server 認証」選択
– パスワード入力
– ユーザーマッピング
– dotnetnuke にチェック
– ロールメンバーシップ「db_owener」チェック
DBの準備完了
DotNetNuke のインストール
下記のURLをブラウザで表示する。
http://localhost/dotnetnuke/
インストールウィザード
「Typical」選択
ファイルパーミッション
必要に応じてファイルの権限を変更する。
DB設定
– Select Database: SQL Server 2005/2008 Database
– Server: .\SQLExpress
– Database: dotnetnuke
– Integrated Security: チェックはずす
– User ID: dnn
– Password: xxxxxxxx
DB インストール
管理者(Host)アカウントの設定
– パスワードやメールアドレスの設定
サイト管理者(Admin)アカウントの設定
– パスワードやメールアドレスの設定
Portal Properties
– Portal Title: サイト名を入力
インストール完了
今回は DNN 6.0 のインストール方法について紹介しました。
今後は DNN 6.0 から追加された新機能やモジュールの開発での変更点などもまとめていこうと思います。